定年も賃下げもない ネットで仕事選ぶ84歳
ギグエコノミーの担い手たち(5)

ギグエコノミーの担い手たち
2019/9/8 2:04 (2019/9/13 2:00更新)
情報元
日本経済新聞 電子版
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「あと16年ある」

英訳が専門の翻訳家、島村泰治は84歳。人生100年時代と考えるなら、まだまだ十分な時間があると思っている。日本語の文字の美しさや文章、文化のすばらしさを多くの人に知ってもらうために、自らがもう一度「トリガー」になりたい。選んだのが、ネットを使って単発で仕事を請け負う「ギグエコノミーの担い手」だ。

【前回記事】フリーランスは不自由? 米国で見た光と影

■お気に入りのコーヒー店で

翻訳家の島村泰治は84歳。日本文化の発信に力を入れる

翻訳家の島村泰治は84歳。日本文化の発信に力を入れる

新しい働き方は退職後、IT(情報技術)に詳しい妻が勧めてくれた。今の仕事場は埼玉県上尾市にあるお気に入りのコーヒー店だ。濃いめのコーヒーを頼み、MacBookを開いて仕事に取りかかる。朝は10時ごろに起床。仕事があるときは、未明まで働くこともある。

いつでも、どこでも、時間を気にせず働く。ネットを通じて請け負う仕事は場所と時間を選ばない。会社勤めを終えた高齢者向きの働き方…

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