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「9月下旬ごろに」米朝協議の用意 北朝鮮高官

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は9日夜、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、9月下旬ごろに米国との非核化協議に応じる用意があると表明した。トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は6月30日に板門店で会談した際、実務者協議の再開で合意したが、北朝鮮側が8月の米韓軍事演習に反発し、対話は停滞に陥っていた。

崔氏は談話で「9月下旬ごろ米国側と向き合い、これまで我々が論議してきた問題を包括的に討議する用意がある」と表明した。米国に対し「我々が受け入れ可能な考え方に基づく代案を持って臨むものと信じたい」と譲歩を要求した。そのうえで「米国が古いシナリオを再びいじくり回すなら、取引はそれで幕を下ろす可能性もある」とけん制する姿勢を見せた。

崔氏は8月31日に出した談話で、北朝鮮を「ならず者」と呼んだポンペオ米国務長官を非難し「我々の期待はだんだん消えていっている」などと主張した。北朝鮮は国連にも、9月下旬の国連総会で李容浩(リ・ヨンホ)外相が演説を見送る方針を伝えていた。

北朝鮮は7月25日以降の1カ月間で、米韓合同軍事演習への反発を理由に、7度にわたって短距離ミサイルを発射した。金正恩氏はこの間、トランプ氏に書簡を送り、近く交渉を始めたい意思を伝えていた。

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北朝鮮

金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。

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