台風15号で終日混乱 JR東の在来線、277万人に影響

2019/9/9 20:01 (2019/9/9 21:15更新)
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強い台風15号は9日午前、関東を縦断し、東北沖に抜けた。JR東日本など首都圏の鉄道各社は始発から計画運休を実施し、一部の路線では運行再開が遅れるなどして同日午後も交通の混乱は続いた。JR東の在来線の影響人員は277万7千人に上った。記録的な暴風によって各地で停電などの被害が発生した。

JR渋谷駅の改札前で山手線の運転再開を待つ人たち(9日午前、東京都渋谷区)

JR渋谷駅の改札前で山手線の運転再開を待つ人たち(9日午前、東京都渋谷区)

JR東は9日の始発から首都圏の全在来線の運転を見合わせた。午前8時ごろに再開の見込みとしていたが、山手線の再開が午前10時すぎとなるなど一部路線では復旧が遅れた。総武本線や成田線の一部区間の再開は10日にずれ込んだ。

主要交通機関が運休し、成田空港で利用客が足止めされた。成田国際空港会社(NAA)によると一時約1万3千人が空港施設内に滞留した。

記録的な強風によって、千葉県君津市では送電線の鉄塔2基が倒壊した。東京電力によると、停電は一時約93万軒に上り、千葉県など被害が大きい地域の全面復旧は最短で11日になる見通しだという。

東京都世田谷区で強風にあおられたとみられる50代の女性が死亡した。総務省消防庁によると、千葉県や神奈川県、東京都などで30人以上が負傷した。住宅被害は140棟だった。

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