大分・臼杵の伝統料理、地元経営者らが発信

2019/9/9 19:02
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大分・臼杵の伝統料理をラグビーW杯を機に情報発信することを検討している(臼杵市)

大分・臼杵の伝統料理をラグビーW杯を機に情報発信することを検討している(臼杵市)

大分県臼杵市や津久見市の経営者らが集まり、室町時代に生まれた本膳料理を味わう催しが臼杵市の老舗料亭「喜楽庵」でこのほど開かれた。料理を出せる店は全国3カ所で、九州では唯一という。大分県ではラグビーワールドカップ開催を機に、地元の食文化を広く発信しようという機運が高まっており、県なども本膳料理の活用法を探っている。

本膳料理は本膳、二の膳、三の膳で構成され、魚料理を中心に味わう和食。食べる順序や、箸をつけるのは上席からといった細やかな作法がある。喜楽庵は2代目が旧臼杵藩主、稲葉家の料理番だった広瀬家の許しを得て、本膳料理の伝承を託されてきた。

本格的な本膳料理が復活したのは2017年10月以来。喜楽庵5代目の山本喜文さんは「一級品の素材を使い、丁寧に調理した。この味を長く伝えていきたい」と語った。

8月末に実施された「本膳料理をいただく会」の中心メンバー、フンドーキン醤油の小手川強二社長は「地元食材を生かして伝統を育んだのが本膳料理。古き良き歴史を引き継ぎ、臼杵の食文化を発信していきたい」と話している。

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