生命科学の次世代ラボ開発へ 島津など8社が実証施設

2019/9/9 18:52
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「COTO LABO コンソーシアム」が開設した実証ラボ

「COTO LABO コンソーシアム」が開設した実証ラボ

ライフサイエンス分野の次世代ラボ開発を目指す8社で構成する「COTO LABO コンソーシアム」は9日、島津製作所の新研究開発棟「ヘルスケアR&Dセンター」内に実証ラボを開設したと発表した。各社が計測機器やノウハウなどを持ち寄り、2020年度の事業化を目指す。

コンソーシアムはiPS細胞関連の技術支援をするiPSポータル(京都市)のほか、NTTデータオリンパス、島津製作所などで構成する。

ライフサイエンス分野では、細胞培養などで実験の再現性をいかに確保するかが課題となっている。実証ラボでは、温度や湿度など実験環境や中で作業をするスタッフがどんな手順で実験を進めたかなどのデータを一元的に収集・管理するシステムの確立を目指す。

実験環境や作業手順などのデータが整っていれば、「データにばらつきが出た場合、実験に使った細胞自体が原因なのか、プロセスが原因なのかといった峻別(しゅんべつ)が容易になる」(iPSポータルの村山昇作社長)という。コンソーシアムでは製薬企業などのほか、基礎研究を手掛ける大学・研究機関などにも成果を提供していく考えだ。

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