小米、世界最速のスマホ用ワイヤレス充電器を発売へ

アジアBiz
2019/9/9 19:30
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【北京=多部田俊輔】中国スマートフォン大手の小米(シャオミ)は9日、スマホを専用機器の上に置くだけで充電できるワイヤレス充電システムを開発したと発表した。最大で30ワットの給電が可能で世界のワイヤレス充電で最も速いという。大型のスマホでも1時間余りで充電が完了する。近く発売する次世代通信規格「5G」対応の新型スマホの発売に合わせて投入し、拡販につなげる。

小米は5Gスマホにあわせて新しいワイヤレス充電システムを投入する(9日、北京市)

「新製品のスマホ充電の速度は、世界のワイヤレス充電のなかで最も速い。従来の有線の充電と比べても遜色がなく、全面的な実用段階に入った」。小米の崔宝秋副総裁は9日の記者会見で米アップルなどの競合製品と比べ、自社製品の優位性をアピールした。

小米は2018年3月に中国スマホ大手として初めてワイヤレス充電システムを発表した。19年2月に最大20ワットの給電を可能にした新製品を追加しており、今回はその能力を超えるものとなる。

さらに今後は最大で40ワットの給電が可能な新システムも試験段階に入っており、早期の実用化をめざす。崔副総裁は「ワイヤレス充電は有線よりも優れる時代になる」と指摘した。

小米のスマホを、車内やホテル、レストランでワイヤレス充電できるようにする企業連盟を立ち上げる計画も明らかにした。米IDCによると、2018年の世界のスマホ出荷台数で小米は韓国サムスン電子、米アップル、中国の華為技術(ファーウェイ)に次ぐ4位。中国やアジアだけでなく、欧州でも販売を伸ばしている。

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