北朝鮮が自力発展アピール 「奇跡」と建国記念日社説

2019/9/9 17:45
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【平壌=共同】建国71周年の記念日を迎えた北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は9日、社説を1面に掲載し「耐え難い挑戦と圧力の中でも、わが共和国(北朝鮮)が強力な自立的民族経済と自衛的国防力を実現したのは奇跡中の奇跡だ」と強調、海外の支援に頼らない「自力更生」や団結の成果をアピールした。

9日、平壌で、北朝鮮の建国71周年の記念日を迎え、故金日成主席らの銅像へ献花に向かう李容浩(リ・ヨンホ)外相(手前左)ら=共同

社説は、北朝鮮が「殺人的な制裁封鎖」の中でも科学技術力に基づいて兵器開発を進め「雄大な大建設事業を展開し、人民の夢と理想を実現しつつある」と主張した。核兵器やミサイルなどの戦力には言及しなかった。

また「自力更生の旗印を掲げたことがいかに正しかったかを痛感している」とも指摘。非核化を巡る米朝交渉が停滞、北朝鮮制裁の緩和のめどが立たない中、外部に依存しない経済路線を国民に示す狙いもありそうだ。

ポンペオ米国務長官は8日、非核化交渉を巡り「これから数日、数週間のうちに交渉の席に戻ることに期待を寄せている」と述べたが、社説は米朝関係に触れなかった。

「万寿台の丘」を訪れ故金日成(キム・イルソン)主席と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の銅像に献花した芸術部門の組織の事務員、李恵淑(リ・ヘスク)さん(49)は「わが共和国をさらに輝かせるため、担当する革命の業務で大きな成果を上げる」と強調した。

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