関電、地熱発電に初の出資

2019/9/9 17:08
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関西電力は9日、地熱発電を手がけるふるさと熱電(熊本県小国町)に3%出資したと発表した。出資額は非公開。関電が地熱発電事業に出資するのは初めて。地熱は再生可能エネルギーだが、太陽光や風力発電と異なり、季節や天候に左右されずに安定して発電できることから注目されており、ノウハウを蓄積したい考えだ。

ふるさと熱電は小国町で出力約2000キロワットの地熱発電所を運営。深さ600メートルから熱水と蒸気をくみ上げ、タービンを回して発電する。さらに同5000キロワットの第2発電所を建設し、2023年度に運転を始める方針だ。固定価格買い取り制度(FIT)を活用し、九州電力に売電する。

関電は火力など他の発電事業で培った電力設備の保守運営のノウハウを提供する。日本は世界有数の地熱資源量を持つが、掘削調査に時間やコストがかかるほか、規制の問題もあり、国内の地熱発電の設備容量は50万キロワット規模にとどまる。

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