台風15号、神奈川県内の企業活動・観光などに影響

2019/9/9 13:37
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台風15号が首都圏を直撃した9日午前、神奈川県内の事業所や商業施設などでは交通機関の混乱で従業員が出勤できないなど企業活動に大きな影響が広がった。観光施設などでも安全確保や被害状況の確認に追われ、休業や開店繰り下げなどの対応が相次いだ。

観光名所の山下公園では、折れた木の枝などが散乱した(横浜市)

朝の通勤時間帯を中心として、一時、首都圏の在来線全線で運転を見合わせたJR線や県内の私鉄各線でダイヤの乱れが広がった。JR東日本によると、横須賀線の逗子(神奈川県逗子市)―久里浜(同県横須賀市)間は設備故障のため再開の見込みが立っていない。相模鉄道では沿線の工事現場の仮囲いが倒壊し、昼すぎまで一部区間で運転を見合わせた。

日産自動車は追浜工場(横須賀市)や横浜工場(横浜市)で操業を中断。「一部に冠水や建屋の損傷があり調査中」という。キリンビール横浜工場(同)は「従業員が出勤できず、トラックが来ないなど影響が出た」。高島屋横浜店(同)は通常通り10時に開店。「出勤が間に合わない従業員もいたが、タクシー待ちでお疲れの方などにも利用してもらいたいと開店を決めた」という。

観光施設にも影響が出た。本牧海づり施設(同)は桟橋部分が海中に沈むなどの大きな被害に見舞われ「今後の見通しがついていない」。横浜・八景島シーパラダイス、よこはまコスモワールド、横浜アンパンマンこどもミュージアムなど同市内の観光施設も9日を軒並み臨時休業とした。新江ノ島水族館(同県藤沢市)も開館を昼すぎに繰り下げた。

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