パラリンピック申し込み終了 アクセス135万件
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2020年東京パラリンピックの観戦チケットの抽選申し込み受け付けが9日、締め切られた。大会組織委員会は同日、申込期間中の公式販売サイトへのアクセス数は累計135万件だったと発表した。
五輪のチケット販売の際には累計2425万件のアクセスがあり、サイトが混雑して手続きができなくなるなどのトラブルが発生した。パラリンピックのチケット販売では目立った混乱は見られなかった。
申込数は公表しなかったが、五輪同様に開閉会式や決勝戦を中心に車いすテニスやバスケットボール、陸上、水泳などの競技の人気が高かったという。組織委の担当者は「五輪の抽選は非常に関心が大きかった。その関心をどうパラリンピックにつなげていけるか、引き続き取り組んでいきたい」と話した。

抽選結果は10月2日にメールや公式販売サイトで通知される。購入手続きは10月15日まで。
パラリンピックは全22競技540種目が行われ、今回の抽選販売では1人30枚まで購入できる。当選した場合は原則、すべてを購入する必要がある。支払いはVISAカードか、コンビニ店頭での現金決済が選べる。総額30万円以上の支払いはカード支払いのみ。
組織委はパラリンピックチケットの第2次抽選を20年の年初に予定し、同年春には公式チケット販売所やリセールサイトでの販売も始める予定。今回当選したチケットは20年5月以降に発行される予定だ。