1千万円詐取認める 元京都府警巡査長、初公判

2019/9/9 11:48
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特殊詐欺対策の一環で知り得た情報を悪用し、高齢男性から現金1110万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた京都府警の元巡査長、高橋龍嗣被告(38)=懲戒免職=は9日、京都地裁(伊藤寿裁判長)で開かれた初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

検察側は冒頭陳述で、高橋被告が外国為替証拠金取引(FX)で損失を抱えていて「貯蓄を使い込んだことが妻に発覚しないように、被害男性から現金を手に入れようと考えた」と指摘。6月の逮捕前には、助けてくれないと警察官を続けられないと男性に頼み、示談書を書かせたと述べた。

高橋被告は被告人質問で「今思えば(FXに)依存していたと思う。警察官としてやってはいけないことをやってしまった」と述べた。

起訴状などによると、2018年11月8日、京都市伏見区の無職男性(78)が高額の現金を引き出そうとしたため金融機関が通報し、高橋被告が出動。男性の資産状況や、過去の生活保護受給について知り、同10~16日に「お金を持っていたら生活保護は受けられませんよね。警察で預かって調べる」などとうそを言い、計1110万円を詐取したとしている。〔共同〕

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