ロシア統一地方選、与党系が優勢 首相は勝利宣言

2019/9/9 5:56
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8日、モスクワ市議会選で投票したロシアのプーチン大統領=AP

8日、モスクワ市議会選で投票したロシアのプーチン大統領=AP

【モスクワ=小川知世】ロシアで8日、州や共和国など連邦構成体の16首長などを選出する統一地方選の投票が実施された。選管の開票速報によると、ほぼ全ての自治体で政権与党系の候補が過半数の票を獲得して当選する見通しとなった。

政権与党「統一ロシア」党首のメドベージェフ首相は同日夜「わが党はロシアの主導的な政治勢力の地位を守った」と述べ、勝利宣言した。

統一地方選では16の首長選のほか、州や市などの議会議員の選挙、下院の補欠選挙などが各地で実施された。モスクワ市議会選(定数45)では与党系の候補がおよそ半数の地区で優勢となっている。野党のロシア共産党が議席数を増やし、リベラル系野党ヤブロコが新たに議席を獲得するものの、与党系が最大会派となる可能性が高い。

今回の地方選では生活水準の低下などを背景に支持離れが進む与党が勢力を維持できるかが焦点となっていた。モスクワでは反体制派野党の活動家が立候補を認められなかったとして抗議活動が拡大し、各地で与党の候補が落選を避けるため無所属で出馬した。政権は有力な対立候補を徹底的に排除し、勝利につなげた。中央選管は重大な違反はなかったとしている。

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