上皇后さま乳がん手術、無事終了 転移見られず

2019/9/8 15:23 (2019/9/8 21:32更新)
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入院のため東大病院に到着された上皇后美智子さま(7日午前、東京都文京区)=代表撮影

入院のため東大病院に到着された上皇后美智子さま(7日午前、東京都文京区)=代表撮影

宮内庁は8日、上皇后さまが東京大学付属病院(東京・文京)で乳がんの摘出手術を受けられ、無事終わったと発表した。手術中に行った組織検査では、リンパ節への転移が見られず、術後の経過は順調という。退院は数日後の見通しで、今後の治療方針は、摘出した組織を詳しく調べたうえで決める。

上皇后美智子さまのお見舞いのため、東大病院に到着された上皇さま(8日午前、東京都文京区)=代表撮影

上皇后美智子さまのお見舞いのため、東大病院に到着された上皇さま(8日午前、東京都文京区)=代表撮影

手術は8日午前10時ごろ始まった。事前検査では左乳房にがん組織が1センチ弱あり、その周辺5センチ弱を摘出した。また乳がんが最初に転移する、わきの下の「センチネルリンパ節」を検査し、転移は見られなかった。

執刀したのは、上皇后さまの定期健診を長年担当してきた静岡県立静岡がんセンター乳腺外科の医師と、東大病院乳腺・内分泌外科の医師らで、手術時間は約2時間半だった。同日夜、記者会見した宮内庁の永井良三皇室医務主管は「想定した手術法の中で一番軽い手術で済んだ。非常に良かった」と述べた。

上皇后さまは手術開始から約4時間後に病室に戻り、夕方から見舞いに訪れた上皇さま、長女の黒田清子さんとともに医師の説明を聞かれた。ご夫妻は安堵した様子で、医師らに感謝の言葉を述べられたという。

上皇后さまは水を飲まれるなど、術後の経過は順調で、9日には食事も取られるという。

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