ブラックホール撮影に栄誉 賞金3億円超の米科学賞

2019/9/7 8:26
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【ワシントン=共同】米グーグルやフェイスブックの創業者らが出資する財団は7日までに、優れた科学研究に贈る「ブレークスルー賞」の基礎物理分野に、ブラックホールの輪郭撮影に初めて成功した日本などの国際チームを選んだと発表した。賞金は300万ドル(約3億2千万円)。

M87銀河の中心にある巨大ブラックホールを撮影した画像。中心の黒い部分がブラックホールの影(EHTコラボレーション提供)

M87銀河の中心にある巨大ブラックホールを撮影した画像。中心の黒い部分がブラックホールの影(EHTコラボレーション提供)

チームには国立天文台水沢VLBI観測所(岩手県)や東北大、広島大、各国の研究機関が参加。世界各地の電波望遠鏡を連携させ、地球から5500万光年離れた銀河の中心部にあるブラックホールを精密に観測し、4月に画像を公表した。

強い重力のため光さえ逃れられないブラックホールの姿が明らかになったのは初めてで、財団は「重大な科学の謎に答えた」などと評価した。

ブレークスルー賞は基礎物理、生命科学、数学の分野で毎年、受賞者を選定。日本人ではノーベル賞を受賞した山中伸弥・京都大教授らがこれまでに選ばれている。

〔共同〕

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