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インドの月面探査が失敗 着陸機からの信号途絶える

(更新)
インド宇宙研究機関(ISRO)が7月に打ち上げた無人月面探査機=同機関提供

【ムンバイ=早川麗】インドが7月に打ち上げた無人月面探査機「チャンドラヤーン2号」は7日午前2時(日本時間午前5時半)すぎ、月面から高度2.1キロメートルの地点で着陸機からの信号が途絶えた。インド宇宙研究機関(ISRO)がデータを分析している。モディ首相は同日、「最後に思うようにならなかった」として着陸が失敗したとの見方を示した。

インドは月の南極付近に軟着陸させ、月面の様子や物質を調べる計画だった。着陸に成功すれば旧ソ連、米国、中国に次ぎ4カ国目となるはずだった。

チャンドラヤーンはヒンディー語で「月への乗り物」を意味する。インドの月面探査は2008年に打ち上げた「チャンドラヤーン1号」に続く2回目。前回の探査で水分子が存在した痕跡を発見した。2014年には探査機を火星の周回軌道に乗せ、宇宙開発で成功が続いていた。

ISROの宇宙計画はコストが安い点が特徴だ。自国ロケットを使用したチャンドラヤーン2号の予算は約98億ルピー(約150億円)。米国の多くの映画の制作費よりも安く、世界を驚かせた。

月面探査を巡っては今年1月に中国が世界で初めて月の裏側へ無人探査機の軟着陸を成功させた。中国は米ロに次ぐ「宇宙大国」として成果を上げており、インドもそれを追うように宇宙開発に力を注いでいる。

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