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フリーランスは不自由? 米国で見た光と影

ギグエコノミーの担い手たち(4)

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米国のサンフランシスコ郊外に住むサラ・ゲーバー(32)は、一日の大半を人と交流する「ネットワーキング」に費やす。とにかくいろんなパーティーに顔を出すのが、米国では成功への近道だ。サラの仕事は映像づくり。映画監督、プロダクション経営者の肩書に加え、今年に入って新しいウェブ動画会社を立ち上げた。

映像の仕事は複雑で、単発のドキュメンタリーであっても制作チームは20人に及ぶこともある。普段は一緒に仕事をしたことがある人と取り組むことが多いが、サラには気に入っているウェブサービスがある。「ストーリーハンター」だ。

私はギグの提供者

2012年に設立したスタートアップによるこのサービスは場所や予算に応じて、世界で登録している「映像ギグ」を簡単に集めることができる。サラは人が集まりにくいとき、とても重宝しているという。

「知識を持ち合うギグワーカーにとっては、とても良いエコシステム。私はギグの提供者でもある。毎日がパズルのようだけど、本当に楽しいわ」

こう話すサラも、2010年に大学を卒業した時はなかなか仕事を見つけられなかった。米経済は08年のリーマン・ショックから立ち直る途上にいた。

「自分で仕事を作ってみたらどうだろうか」。...

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ギグエコノミーの担い手たち

インターネットを通じて単発の仕事を請け負う働き方が日本でも広がっている。場所や時間を選ばない働き方は、埋もれた時間や能力に価値をもたらす。一方、弱い立場で低賃金に悩み、待遇の悪化に苦しむ人もいる。新しい働き方がもたらす経済は「ギグエコノミー」と呼ばれる。担い手たちは、何を感じているのか。

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