慶大など14病院、がん最適治療探る 患者の遺伝子検査
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慶応義塾大学病院など14病院は9月末にも、がん患者を対象に約2万種類とほぼ全ての遺伝子を調べて最適な治療薬の選択などに役立てる臨床研究を始める。薬の選択の幅が広がり治療の精度も高まるという。3年後をメドに1万人分の情報を蓄えたデータベースを作り、治療法の改善や新薬開発につなげる。
この臨床研究には慶大病院のほか、鹿児島大学病院や岡山大学病院、北海道がんセンターなどが参加する。これから固形がんの切...
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