ジョンソン英首相の弟、閣外相辞任 EU離脱で確執

2019/9/6 3:17
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【ロンドン=篠崎健太】ジョンソン英首相の弟のジョー・ジョンソン氏が5日、閣外相を辞任した。下院議員の職も退く意向だ。ツイッターには「この数週間、家族への忠誠と国益の間で引き裂かれてきた」と書き込んだ。欧州連合(EU)離脱の是非を問う2016年の国民投票では残留を支持し、強硬離脱派の兄と意見を異にしてきた。EU離脱で政局が混乱するなか、兄弟間の確執が辞任を決意させたようだ。

閣外相を辞任した、ジョンソン英首相の弟のジョー氏(5日、ロンドン)=ロイター

ジョー氏は7月に発足した兄の政権で、ビジネス・エネルギー・産業戦略と教育担当の閣外相に就いていた。同氏はツイッターへの投稿で「9年間議員を務め、3人の首相に仕えたことは誇りだ」と述べた。次の総選挙に立候補しないとみられる。

4日の下院で野党提出のEU離脱延期法案が可決された直後の辞任に、英国では衝撃が広がった。ジョー氏は政権の一員として法案に反対票を投じたが、かねてEU離脱に懐疑的な立場で、悩みを深めていたようだ。ジョンソン首相は5日、弟の辞任に関し「優秀な閣僚だった」と述べた上で「EUについて立場が異なっていた」と説明した。

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