プーチン氏、日韓への米ミサイル配備に懸念 首相は否定

2019/9/5 20:30
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【ウラジオストク=石川陽平】ロシアのプーチン大統領は5日の東方経済フォーラムの全体会合で、日本や韓国への米国のミサイル配備に懸念を示した。エスパー米国防長官が中距離核戦力(INF)全廃条約の失効を機にアジアに中距離ミサイルを配備する可能性に言及したことに触れ「懸念せざるをえない」と指摘した。同席した安倍晋三首相は「打診も予定もない」と否定した。

プーチン氏は北方領土問題を含む日ロの平和条約交渉をめぐり、米国の日本の防衛義務を定めた日米安保条約が障害になるとの考えを重ねて表明した。「軍事、安全保障上の問題がある」と強調した。一方で「1956年の日ソ共同宣言に基づき、関係の本格的な正常化をめざして、平和条約の締結へと進んでいく」とも語った。

プーチン氏は日本が展開予定の米国製の陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に対抗措置を取る考えを示した。首相は「北朝鮮のミサイルを防ぐため、このシステムを導入した」と理解を求めた。

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