橋梁補修の工期半分に 三谷産業と金沢工大、炭素繊維シート研究開発

2019/9/5 19:51
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三谷産業と金沢工業大学は、老朽化した橋梁の補修や補強工事に使う新たなCFRP(炭素繊維強化プラスチック)シートの研究開発に乗り出す。シートに独自のプラズマ照射を施すことで高い接着性を持たせ、工事に要する時間とコストの半減をめざす。

通常、橋梁の補修・補強工事では炭素繊維を熱硬化性樹脂で塗り固めて接着させる。樹脂が固まるまで待つ必要があるため施工に時間がかかることが多い。

新たなCFRPシートは金沢工大が研究に取り組む熱可塑性炭素繊維強化プラの接合技術を活用。プラズマによる特殊加工で接着性を持たせることで補修や補強を簡単にできるようにする。老朽化が進む橋梁の補修が全国的な課題になっていることから需要が伸びると見込む。

同事業は石川県の助成事業に採択され、2024年ごろの新シートの販売開始をめざして製品化を進める。価格は1平方メートル当たり1万3千円程度を想定。大手の建築土木企業などに売り込み、将来的に84億円以上の売り上げをめざす。

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