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三井物産、ロシアLNG開発に最終合意

ロシア北極圏のLNGプロジェクト「アークティック2」は建設コストを抑えて競争力を高める(写真はイメージ、ノバテク提供)

三井物産は5日、ロシアのガス大手ノバテクが北極圏で計画する液化天然ガス(LNG)生産事業の開発で最終合意したと発表した。総開発費は213億ドル(約2兆2700億円)で、三井物産など日本勢は10%出資する。プロジェクトへの参画を検討してきた三菱商事は見送った。

三井物産と石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が投資するのは、ノバテクなどがロシア北部のギダン半島で開発する「アークティックLNG2プロジェクト」。2023年ごろからの生産を予定しており、LNGは北極海航路を通じてアジアや欧州に供給する。3回に分けて順次稼働し、最終的な生産量は年間1980万トンを計画している。

アークティックLNG2には日本勢のほかに、ノバテクが6割、中国企業2社が2割、仏トタルが1割する。三菱商事も参画を検討していたが断念した。同プロジェクトは豊富な埋蔵量と採掘コストの安さで競争力のある案件とされる一方、アジアまでの輸送費や地政学リスクを指摘する見方もあった。

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