ソフトバンク、データ活用で合弁 博報堂・英アームと

2019/9/5 19:30
保存
共有
印刷
その他

ソフトバンクは5日、ビッグデータを使ったマーケティングの支援事業を始めると発表した。英半導体設計大手アーム・ホールディングスの傘下企業や博報堂と合弁会社を設立した。顧客のデータ活用や新規事業の立案などを総合的に支援する。人工知能(AI)を使ったデータ分析のノウハウを生かし企業のデジタル化を後押しする。

5日、新会社を発表したソフトバンクの今井康之副社長(右から2人目)ら(東京都港区)

新会社「インキュデータ」の資本金は20億円で10月1日に事業を始める。各社の出資比率は非開示だが、ソフトバンクが過半を持つ。社長にはソフトバンクの藤平大輔デジタルマーケティング事業統括部長が就く。

新会社はサービス提供先の企業が持つ顧客データとソフトバンクや博報堂が持つビッグデータを掛け合わせたり、アームのクラウドシステムを使ったりしてデータを分析する。消費財メーカーや小売店といった幅広い業種が、集客の効率化や顧客つなぎ留め策などの検討に使うのを想定している。

ソフトバンクの今井康之副社長は「データ活用が思うように進まない日本企業を支援する」と強調した。

デジタルマーケティングをする企業は、まず営業やカスタマーサポートなど社内の部門ごとにバラバラに管理しているデータを統合し、そのうえで分析や事業計画の検討をする。各工程ごとにシステムベンダーや広告代理店、コンサルティング会社など複数の企業がかかわることが多い。新会社はこういった機能を一括して提供するため、コストや時間を抑えられるという。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]