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神明HD、農産品の流通2社と協業

協業を発表した(左から)ビビッドガーデン秋元里奈社長、神明HD藤尾社長、農業総合研究所の堀内寛副社長(5日、東京・中央)

米卸大手の神明ホールディングス(HD)は5日、農産品の流通を手がけるビビッドガーデン(東京・渋谷)と農業総合研究所の2社と業務提携すると発表した。提携先の2社はIT(情報技術)を活用した新しい販路を開拓しており、神明HDは2社との協業で配送コスト削減や農産品の販路拡大につなげる。

ビビッドガーデンは生産者と消費者をつなぐ電子商取引(EC)サイト「食べチョク」を運営するスタートアップ。農業総合研究所は生産者から農産物などを集荷し、スーパー内に展開する直売所や海外に向けて販売している。

神明HDは両社と物流の共同利用を進めるほか、付加価値の高い農産品を両社の販路でも販売する。ビビッドガーデンは神明HDからの出資を受け入れ、コメの直売を取り扱う「コメチョク」を開設するなどコメの取り扱いを増やす計画だ。出資額は非公表。

神明HDはコメ、青果を合わせて年間約1800億円の農産品を取り扱う。協業を通じて、小売店や飲食店だけでなく、消費者に直接届く販路も拡大する考え。藤尾益雄社長は「生産者の手取りは末端価格の3割程度。生産者にメリットのある流通の仕組みを構築したい」と話した。

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