アスリートから生まれるイノベーション
編集委員 北川和徳
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1956年創業の京都の西陣織の繊維メーカー、ミツフジ(三寺歩社長)は、生体情報を収集できるインナーウエアなどを手掛けて注目を集める。90年代から抗菌作用のある銀メッキ繊維を扱ってきたが、その導電性に着目した3代目の三寺社長がネットとつながる衣類型のウエアラブル端末の開発に乗り出した。
銀メッキ繊維のセンサーを胸の部分に着けたシャツなどを着ていれば、心電図などのデータを24時間収集し、スマートフォン...
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