若い女性流出、悩む地方 男女比崩れ人口減加速
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2019/9/6 5:30
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日本経済新聞 電子版
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進学や就職をきっかけに、若年女性が地方から都市部に流入する

進学や就職をきっかけに、若年女性が地方から都市部に流入する

地方自治体が若年層の女性の「流出」に悩んでいる。47都道府県のうち、15~29歳の人口が2018年に転出超過だったのは40あり、その8割の32道県で男性より女性の方が転出超過数が多かった。若年女性が男性より転入超過なのは東京など都市部の5都府県だけで、地方から一部の都市部に若年女性が流れている。少子高齢化と人口減が続く地方にとっては、若年女性をいかにつなぎ留めるかが課題だが、試行錯誤が続く。

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総務省の統計「住民基本台帳人口移動報告」をみると、5歳刻みで世代別に人の移動傾向がわかる。各都道府県別に、入ってきた人が出て行った人よりも多ければ転入超過、出て行った人の方が多ければ転出超過という。

■進学や就職時に転出

最新の18年の統計をみてみる。まず世代別の特徴だ。転出入が最も多いのは男女とも20~24歳で、全体の2割にのぼった。15~29歳に広げると、全体の4割超に達する。転出入で若年層が多いのは進学や就職に伴う引っ越しがあるためだといわれている。

次に15~29歳を若年層と位置づけ、47都道府県の若年人口の出入りを調べてみた。若年層が転出超過なのは40道府県にのぼり、そのうち男性より女性の転出超過数が多いのは32道県に達する。転入超過は7都府県。この中で5都府県では女性の転入超過数が…

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