カナダ、空席の駐中国大使を任命 中国ビジネス専門家

2019/9/5 4:52
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【ニューヨーク=中山修志】カナダ政府は4日、経営コンサルタントのドミニク・バートン氏を駐中国大使に任命したと発表した。前任の大使が中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)幹部を巡る発言によって1月に解任されて以降、空席になっていた。中国事情に詳しいバートン氏を起用して同国との関係修復を図るとみられる。

カナダの駐中国大使に任命されたバートン氏=ロイター

バートン氏はアフリカ東部ウガンダ生まれのカナダ人で、2018年まで米大手コンサルティング会社マッキンゼーの幹部だった。中国ビジネスの助言経験が長く、中国政府関係者との人脈も豊富だという。トルドー政権で経済政策諮問会議の議長を務めていた。トルドー首相は「バートン氏のアジアでの長年の経験とグローバル経済の専門性はカナダの国益にかなう」とコメントした。

前駐中国大使のジョン・マッカラム氏は、カナダ当局が米国の依頼を受けて逮捕したファーウェイの孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の米国への引き渡しについて否定的な発言をし、1月に解任された。中国政府は引き続き孟副会長の返還を要求している。カナダ側も中国当局に拘束されたカナダ人男性2人の返還を求めており、緊張関係が続いている。

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