プーチン氏、北方領土の工場稼働式に参加 テレビ中継で
日ロ首脳会談控えけん制

2019/9/5 1:59
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東方経済フォーラムに出席したロシアのプーチン大統領(4日、ウラジオストク)=ロイター

東方経済フォーラムに出席したロシアのプーチン大統領(4日、ウラジオストク)=ロイター

【ウラジオストク=石川陽平】ロシアのプーチン大統領は5日未明、極東ウラジオストクで開催中の国際会議「東方経済フォーラム」の会場から、北方領土の色丹島に地元企業が建設した水産加工場の稼働式典にテレビ中継で参加し、労働者らを祝福した。自力で北方四島を開発し、日本との領土問題で譲歩しない姿勢を示唆した。この後、フォーラムに参加する安倍晋三首相と会談した。

ロシア大統領府によると、極東のハバロフスクの空港とサハ共和国の鉱物加工施設、色丹島に建設された水産加工場の3カ所で稼働式典が開かれ、プーチン氏がいるフォーラム会場と中継でつながれた。北方領土の開発事業はこれまでメドベージェフ首相が前面に立っており、プーチン氏が自らかかわるのは異例だ。

色丹島の水産加工場は、水産・建設などを手がける北方領土最大の企業ギドロストロイが色丹島穴澗(あなま)に建設した。稼働を祝福したプーチン氏は、こうした施設はこれが最後ではないとの期待を表明し、今後も北方領土のインフラ整備を進める姿勢を示した。

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