文氏側近の不正疑惑で聴聞会 韓国、6日に開催

日韓対立
2019/9/4 19:03
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【ソウル=恩地洋介】韓国の与野党は4日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が法相候補に選んだ側近の曺国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官の適性を審査する人事聴聞会を6日に開く日程で合意した。曺氏を巡っては娘の大学入学に絡む不正や、税金逃れの私募ファンド出資といった疑惑が取り沙汰されている。野党は追及を強める構えだが、文氏は法相任命を強行する見通しだ。

2日の記者会見で疑惑を全面否定した曺国氏=聯合・共同

文氏は1980年代の学生運動に関わりソウル大教授を務めた曺氏を重用、肝煎りの検察改革を進めるため法相に指名した。ところが、家族が経営する学校法人の不適切な相続や、公職にありながらの私募ファンドへの投資、娘の不正進学などの疑惑が次々浮上した。検察も関係者を事情聴取するなど捜査に乗り出していた。

聴聞会の日程を巡って与野党が対立するなか、曺氏は2日に11時間に及ぶ釈明の記者会見を開いた。「深く反省している」と謝罪しつつも、100近い記者の質問をかわし疑惑を全面否定した。

韓国メディアによると、6日の聴聞会に曺氏の家族ら証人は出席しない見込みで、野党が疑惑を詰め切れるかは不透明だ。文氏は外遊中の東南アジアから帰国する6日までに聴聞会の手続きを終えるよう国会に要請している。最短で7日以降の任命が可能になる。

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