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中小の事業承継 岡山8信金が連携 一貫で支援

「岡山県しんきん事業承継プラットフォーム」の発足式後の記念撮影に臨む8信金の理事長ら

おかやま信用金庫(岡山市)など岡山県内の8信金は4日、経営者の高齢化や後継者不足に悩む中小企業の事業承継を促す枠組みの運営を開始した。8信金が連携して取引先企業の廃業を食い止め、培われた技術を守り雇用安定を図ることで地域経済に貢献する。後継者探しから事業承継の手続きまで一貫して支援する取り組みは全国的にも珍しいという。

8信金が立ち上げた「岡山県しんきん事業承継プラットフォーム」には運営全般を調整する信金中央金庫のほか、事業承継業務の専門集団が参加。各信金が顧客企業からの相談窓口となり、後継企業とのマッチングは国内最大級の専門サイト「TRANBI」を運営するトランビ(東京・港)が担当する。事業承継時の法務、財務、労務などをアドバイスする一般社団法人おかやま中小企業支援実務家協議会(OCS)や大型の事業承継案件のサポートを行う信金キャピタル(東京・中央)も参加する。

事業承継に悩む中小企業は多く、帝国データバンクが2018年11月に発表した調査によると岡山県内企業の後継者不在率は62.4%に達している。小規模経営者は民間業者に相談するにも費用が払えず二の足を踏んでいるケースも多いという。運営を始めたプラットフォームでは、公的補助制度を活用するなど経営状況に応じて無理のない方法を紹介、円滑な承継を支援する。

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