ゴリラと添い寝はいかが シャバーニ腕枕が話題に

2019/9/4 18:14
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たくましい腕に抱かれれば、安眠は間違いなし? 名古屋市の東山動植物園で「イケメンゴリラ」として人気の「シャバーニ」の腕枕クッションが発売され、話題を呼んでいる。シャバーニは絶滅危惧種のニシローランドゴリラで、関係者は「種の存続が危ういゴリラの現状を知ってもらうきっかけになれば」と話す。

名古屋市・東山動植物園のイケメンゴリラ「シャバーニ」をモデルにした腕枕クッション=共同

開発したのは、雑貨や食品を扱う通信販売会社「フェリシモ」(神戸市)。見かけとは裏腹に紳士的で優しいゴリラの性格に注目し、動植物園に声を掛けた。

左腕をゆったりと広げた姿はシングルベッドに合わせた幅約90センチで、「何も言わなくても全部分かっていると言わんばかりのまなざしです」と開発担当の女性。大胸筋や上腕二頭筋の厚みを再現するため綿の入れ方を工夫するなど細部にこだわった。背中の銀白色は群れのボスである証しだ。

販売開始日は7月22日だったが、前日からツイッター上で話題となり、インターネットの受け付けページの開設を1日前倒しした。現在も注文が殺到し、予約を受け付けている。

ワシントン条約で取引が厳しく制限されているニシローランドゴリラ。国内で飼育しているのは6園で20頭のみだ。繊細で繁殖が難しく、野生でも数が少なくなっている。

園の担当者は「10年後には国内で見られる園が減っているかもしれない。生きている姿を見て現状を知ってほしい」と話しており、クッションの反響を保全活動の普及につなげたいという。

フェリシモのホームページから購入できる。税別6300円。〔共同〕

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