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さらば低賃金 フリーランスの「ゆるい団結」

ギグエコノミーの担い手たち(3)

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4時間かけて書いた原稿の報酬は、たったの800円。副業としてウェブライターを始めた佐々木ゴウ(30)の時給は、都営バスの運賃よりも安かった。

生計を立てられない

早稲田大学法学部を卒業した佐々木はNTTコミュニケーションズに入社し、法人営業を担当した。3年間勤めた後、ネット通販のコンサルティングを手掛けるベンチャー企業に転職。クラウドソーシングを利用して副業を始めたのは、それから半年後のことだ。

ウェブ制作、デザイン、商品撮影など色々な仕事を貪欲に受注した。試した結果、ライター業が性に合った。とはいえ、全く経験のない仕事。書くのが遅く、単価も安い。計算してみると、月収は6000円だった。独立しても生計を立てられない。

単に受けてはダメ

一念発起して、仕事の単価を上げる努力をした。ライティングの基礎を独学で学び、経験を積んで書くスピードを上げる。専門性が高い原稿ほど報酬が高いと知り、前職で培ったセキュリティーやネットショッピングなどの知識を自分の専門性として打ち出した。

ただ単に仕事を受けていてはダメだ。発注元に企画や構成のアイデアも出す。これが重宝され、報酬単価は上がっていった。

6000円だった月収は、副業を始めて半年たつと...

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ギグエコノミーの担い手たち

インターネットを通じて単発の仕事を請け負う働き方が日本でも広がっている。場所や時間を選ばない働き方は、埋もれた時間や能力に価値をもたらす。一方、弱い立場で低賃金に悩み、待遇の悪化に苦しむ人もいる。新しい働き方がもたらす経済は「ギグエコノミー」と呼ばれる。担い手たちは、何を感じているのか。

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