山形県産ズワイガニ「庄内北前ガニ」に 基準作りブランド化

2019/9/4 14:54
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山形県などは一定基準を満たす県産ズワイガニについて「庄内北前ガニ」の名称で出荷すると発表した。福井や鳥取など有名な産地が競い、山形県産は「海があることを知らない人もいるし、私もカニが捕れることは知事になって知った」(吉村美栄子知事)と知名度は低い。福井などより1カ月早い10月に漁が解禁される強みをいかしブランド化を進める。

厳しい基準を設け「庄内北前ガニ」の名称でブランド化を図る(3日、山形県庁)

重さが1キログラム以上、甲羅が13センチメートル以上など6つの出荷基準を設け、産地を示すタグを付けて出荷する。県産は港から30キロメートルと陸地に近い場所で漁獲するため鮮度が高い。近年は年30トンを漁獲。京都府に次ぎ全国9位を占めるが、同じズワイガニでも福井産などの半値以下で取引されることが多かったという。

基準が厳しくブランド名で出荷できるのは全体の3%にあたる1トン程度になりそう。県漁業協同組合の本間昭志組合長は「味は越前ガニにも劣らない。まずは県内の人に認知してもらい、単価アップで後継者確保にもつなげたい」と話している。

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