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米ゴールドマン元CEO候補、チャベス氏引退へ

2019/9/4 10:38
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【ニューヨーク=宮本岳則】米金融大手ゴールドマン・サックスの証券部門でグローバル共同責任者を務めるマーティン・チャベス氏が2019年末で引退することが3日、明らかになった。金融テクノロジーに明るく、過去には最高経営責任者(CEO)候補の一人に名前が挙がっていた。デービッド・ソロモンCEOに近い幹部がチャベス氏の後任に就き、事業の構造改革を進める。

ゴールドマンのチャベス氏はゲイを公表していた=ロイター

チャベス氏の引退は、ソロモンCEOらが3日、社員向けに送ったメモで明らかになった。後任には現在、投資銀行部門の共同責任者を務めるマーク・ナックマン氏が就く。株式や債券のトレーディングを手掛ける証券部門は、かつてのような高い収益力を取り戻せず、事業内容の見直しを進めている。投資銀行部門の長いソロモンCEOは、出身母体の有力幹部を証券部門のトップに据え、改革を加速させる考えのようだ。

チャベス氏の名前はウォール街でもよく知られていた。1997年にゴールドマンをいったん離れた後、トレーディング向けソフトウエア開発会社を起業。05年にゴールドマンに復帰した異色の経歴を持つ。ラテン系でゲイ(男性同性愛者)を公言する。ソロモンCEOは社内向けメモの中で「チャベス氏は社内外でLGBT(性的少数者)の就業機会拡大に熱心に取り組んだ」と褒めたたえていた。

チャベス氏が社内で頭角を現したのは、ロイド・ブランクファイン前CEOの時代だ。13年に最高情報責任者(CIO)に就くと、トレーディングやリスク管理の分野で技術開発投資を主導した。「かつて600人いたトレーダーは現在、2人なった」などと発言し、有名になったこともある。17年に最高財務責任者(CFO)に就任し、次期CEO候補の一人にも浮上したが、最終的にソロモン氏がトップの座を射止めた。

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