日本は4位を維持、観光競争力、訪日客数や文化資源を評価

2019/9/4 13:00
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【ジュネーブ=細川倫太郎】世界経済フォーラム(WEF)が4日発表した2019年版の旅行・観光競争力ランキングで、日本は前回の17年調査と同じ4位となった。増加が続く訪日外国人客数や文化資源、衛生などの評価が高い。アジア太平洋地域では日本がトップで、オーストラリア、中国と続く。中国は前回の15位から13位に上昇した。

WEFは日本は「海外からの訪問客やビジネスに対し、一段とオープンになっている」と評価する。世界文化遺産が豊富なことや、新幹線に代表される交通インフラなどを高く評価。飲料水へのアクセスなど衛生や、治安の良さも貢献している。

首位はスペイン。上位10位は前回と同じ顔ぶれで、順位の変動もほとんどなかった。世界旅行ツーリズム協議会によると、観光は世界の国内総生産(GDP)の10%以上を占める産業に成長した。一方、一部地域では観光客の急増で自然破壊や渋滞、騒音などの負の面も目立ってきた。WEFは「観光から長期的な利益を得るにはインフラ整備や環境保護とのバランスを取ることが欠かせない」と指摘している。

WEFは世界の政治家や経営者が一堂に会する「ダボス会議」の主催団体として知られる。旅行・観光競争力ランキングは隔年で発表している。

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