JR西、サイト改ざん被害 「フィッシングサイト」に誘導
特急スケジュール公開停止

JR西日本は3日、京都―新宮(和歌山県)間を結ぶ特急列車「パンダくろしお」の運行スケジュールを表示するウェブサイトが改ざんされたと発表した。IDをだまし取る偽サイト「フィッシングサイト」に誘導され、アンケートの回答やクレジットカード情報の入力を求められるケースがあった。現在は公開を停止。被害の報告は受けていないとしている。
JR西によると、1日に社員が偽サイトに誘導されるのを発見。改ざんが確認された。公開を停止した2日午後5時以前にアクセスして情報を入力した場合、流出の恐れがある。
原因は調査中で、判明し次第、対応を検討するとしている。〔共同〕