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白鵬「2つの国を背中に」後進指導で「恩返し」

2019/9/3 19:53
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日本国籍を取得した大相撲の横綱白鵬(34)=モンゴル出身、宮城野部屋=が3日、朝稽古後に東京都墨田区の宮城野部屋で取材に応じた。日本名がしこ名と同じ「白鵬翔」になったことを明かし、「(今後は)日本人として恥じないように。今まではモンゴルという国が背中にあったけれど、2つの国がのしかかってくる。フッと重い気持ちになった」と、言葉を選びながら語った。

日本国籍を取得し、取材に応じる横綱白鵬関=共同

日本国籍を取得し、取材に応じる横綱白鵬関=共同

モンゴルの英雄として国籍変更は重い決断だったが、「自分の国を愛するから日本という国を愛せる」。昨年4月に亡くなった父ムンフバトさんが生前、「我が道を行け」と後押ししてくれたことが大きいという。

引退後に親方として角界に残る資格を得たことで、「白鵬部屋」の創設も現実味を帯びてきた。かねて自身の部屋で後進を指導する意向を示しており、すでに幕内炎鵬、石浦らを内弟子として宮城野部屋にスカウトしている。「これから別の道ができる。強いお相撲さんを育てることが一つの恩返し」と述べた。

現在は米国出身の武蔵川親方(元横綱武蔵丸)、モンゴル出身の友綱親方(元関脇旭天鵬)、ブルガリア出身の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が師匠を務めている。実際に親方となるには年寄名跡の取得が必要だが、著しい功績を残した横綱は「一代年寄」を贈られる例がある。優勝20度が目安とされ、過去に大鵬、北の湖、貴乃花がいる(千代の富士は辞退)。最多42度の優勝を誇る白鵬の実績は申し分ない。

「わかっていると思うが、自分本位の行動は注意してほしい。これからを背負っていく人だから」と、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)。引退後も角界を引っ張る存在として、今まで以上に身を律する自覚が求められる。

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