米産原料に不当廉売認定 中国「WTO協定に依拠」

米中衝突
2019/9/3 18:40
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【北京=共同】中国商務省は3日、米国や欧州連合(EU)、日本などが製造する化学薬品原料のフェノールが不当に安い価格で輸入されていると認定し、反ダンピング(不当廉売)関税を課すことを決定したと発表した。国内産業が損害を被ったとしている。

中国は欧米や日本が製造した化学薬品の原料が不当に安く輸入されていると認定した(中国山東省の青島港)=ロイター

商務省は「中国の法律と世界貿易機関(WTO)の関連規則に照らし厳格に調査した」と説明した。中国は2日にトランプ米政権の対中制裁関税を巡りWTOへの提訴を決めたばかり。米国との貿易摩擦でWTOを前面に押し出した対抗措置を強める可能性もある。

関税率は10.6%から287.2%で、期限は5年。6日から適用する。

商務省は昨年3月から調査を進めてきた。フェノールは染料や農薬、消毒剤などに幅広く使用されるという。今回の認定対象には、韓国とタイも含まれている。

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