JR東日本、「マイル型」ポイント開始 運賃の2%還元

2019/9/3 17:39
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スマホのモバイルスイカはカードタイプよりもポイント還元率が高い

スマホのモバイルスイカはカードタイプよりもポイント還元率が高い

JR東日本は3日、在来線の鉄道運賃に応じて一定のポイントを付与するサービスを10月に始めると発表した。事前に登録した記名式の交通系電子マネー「Suica(スイカ)」で電車に乗るごとに、JR東のポイント「JREポイント」がたまる。1ポイントは1円相当で使える。消費増税に伴い運賃の引き上げを予定しており、ポイントサービスの導入で負担感を軽減する。

航空会社の「マイル」と類似したサービスで、カードタイプのスイカでは運賃の0.5%分がポイントとしてたまる。スマートフォン用の「モバイルスイカ」では2%たまる。スマホ用の還元率を上げることでチケットの電子化を促す。

たとえば東京駅~津田沼駅は運賃が473円(10月以降)のため、カードスイカでは2ポイント、モバイルスイカでは9ポイントがたまる。近距離区間でも最低1ポイントたまる。1ポイントは1円として鉄道や小売店で使える。今後は新幹線にもサービスを広げる。

これまでもクレジットカード会員向けには、入金時に金額に応じてポイントを付与していた。運賃に応じて付与する「マイル型」の仕組みは初めてで、業界でも珍しい。東京地下鉄(メトロ)などもポイントサービスを実施しているが、運賃にはひもづいていない。

JR東は10月に消費増税にともない運賃を2%程度上げる予定だが、同サービスを使えば利用者の負担感は少なくなる。

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