ユニクロ、国内売上高7年連続プラス 18年度は1%増

2019/9/3 16:05
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ファーストリテイリングが3日発表したカジュアル衣料品店「ユニクロ」の2018年9月~19年8月の国内既存店売上高は、前年と比べて1%増だった。7年連続のプラス。暖冬で冬物商品は苦戦したものの、その後は暑い日が続き、春夏商品が好調に推移した。話題性のあるコラボ商品で来店客が増えたほか、ネット販売が伸びたことも全体を押し上げた。

客数は3年連続で前年実績を上回った(ユニクロ銀座店)

客数は3.3%増と3年連続で前年を上回った。例年開く大型セールが寄与したほか、Tシャツブランド「UT」で話題性のある新商品を発売。米アーティストのKAWS(カウズ)さんや「ポケモン」と組んだほか、週刊少年マガジン60周年の記念Tシャツも出した。幅広い世代が来店する呼び水となった。

一方、客単価は2.2%減と2年ぶりのマイナスとなった。暖冬の影響で比較的単価の高い冬物のアウターなどが振るわず、在庫処理のための値下げ販売も響いた。ジーンズの代わりに単価がやや低いレギンスの売れ行きが伸びたことも、客単価の押し下げ要因となった。

百貨店やカジュアル衣料品店などアパレル業界全体で苦戦するなか、ユニクロは7年連続で成長を維持した。全体の店舗数を減らしつつ、都心部に超大型店を出店。既存店もよりよい立地へ移転する出店戦略が奏功した。ワイヤ不要の「ワイヤレスブラ」など新商品の投入も寄与した。

同日発表した8月の国内既存店売上高は前年同月に比べ9.9%増えた。前年実績を上回ったのは2カ月ぶり。気温が高い日が続き、機能性肌着「エアリズム」や「ブラトップ」など夏物商品の販売が好調だった。

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