ファーウェイ、「5G」の基地局出荷拡大 20万件に

2019/9/3 15:53
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ファーウェイは世界の50超の通信会社と「5G」の商用化に関する契約を結んでいる(6月、上海市での展示)

ファーウェイは世界の50超の通信会社と「5G」の商用化に関する契約を結んでいる(6月、上海市での展示)

【広州=川上尚志】中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)は3日、次世代通信規格「5G」の通信網に使う基地局の出荷数が累計で20万件を超えたと発表した。7月時点から5万件増えた。米政府は安全保障上の懸念を理由にファーウェイに対する制裁を強めているが、欧州やアジアを中心に5Gで同社の製品を採用する動きが続いていることを示した。

ファーウェイは3日、四川省成都市で技術関連フォーラムを開き、徐文偉(ウィリアム・シュー)取締役兼戦略研究所所長が「最も先進的で安全な5G技術を提供し、アジア太平洋地域の通信会社を支える」と述べた。

ファーウェイは欧州やアジアを中心に世界の50超の通信会社と5Gの商用化に関する契約を締結している。スイスの通信大手サンライズはファーウェイの製品を全面的に使い、4月に欧州でいち早く5Gサービスを始めた。カンボジア通信最大手のスマート・アシアタもファーウェイと組み、19年中にも東南アジアで初となる5Gの商用サービスを始める見込みだ。

米政府は5月にファーウェイに対する事実上の輸出禁止措置を発動したほか、5Gの通信網に同社製品を採用しないよう同盟国などに呼びかけている。オーストラリアは5G市場へのファーウェイの参入を禁じ、日本も事実上排除している。ただファーウェイの基地局の価格は欧州の競合に比べ2~3割安いとされ、通信会社の中には品質などを評価する声もある。

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