「リブラがビジネス変える」 フィンテック・サミット

2019/9/3 9:15 (2019/9/3 12:29更新)
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開幕したフィンテック・サミット(3日午前、東京・丸の内)

開幕したフィンテック・サミット(3日午前、東京・丸の内)

金融とテクノロジーが融合した「フィンテック」を主題に日本経済新聞社と金融庁が共同開催する「FIN/SUM(フィンサム)2019」が3日、東京・丸の内で開幕した。昨年に続く4回目で、国内外の金融当局や金融機関、ベンチャー企業の幹部などが登壇。フィンテックの現状を語り、将来像を展望する。

大きなテーマの一つが、米フェイスブックが発行をめざすデジタル通貨「リブラ」だ。世界の規制当局から強い懸念の声があがるなか、国内外の経営者や有識者が意見を交わす。

同日午前にはリブラについてのシンポジウムが開かれた。アトミック・キャピタルのアレクサンダー・ブラム最高経営責任者(CEO)は「フェイスブックは世界最大のネットワーク。金融の要素を取り入れたらビジネスのやりかたが変わる」と語った。

リブラについて討論する各氏(3日午前、東京・丸の内)

リブラについて討論する各氏(3日午前、東京・丸の内)

一方で米シリコンバレーの教育研修機関「シンギュラリティ大学」の共同創設者、リース・ジョーンズ氏は「人々が現金を好むのは匿名性があるため。記録が残ることは暗号資産のマイナス面でもある」と指摘した。

開催にあたってあいさつした日本経済新聞社の山崎宏・常務執行役員は「リブラが関心を集めている。複数のセッションで徹底的に議論していただく」と話した。

SBIホールディングスの北尾吉孝社長も講演し、「人工知能(AI)を使ったデータ処理などフィンテックを活用すれば、地銀が抱える高コスト体質などの課題解決につながる」と語った。

講演するSBIホールディングスの北尾吉孝社長(3日午前、東京・丸の内)

講演するSBIホールディングスの北尾吉孝社長(3日午前、東京・丸の内)

期間は6日までの4日間。国内外のスタートアップによるコンテストや、日本の大学生などが人工知能(AI)をテーマに金融サービスのアイデアを競うイベントも開く。

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