超大型ハリケーン、バハマで甚大な被害 米フロリダ州に接近

2019/9/3 6:24 (2019/9/3 9:11更新)
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浸水や洪水で甚大な被害が生じている(2日、バハマ)=AP

浸水や洪水で甚大な被害が生じている(2日、バハマ)=AP

【ニューヨーク=大島有美子】大西洋上を北西に進む超大型ハリケーン「ドリアン」が上陸したカリブ海の島国バハマで壊滅的な被害が生じている。洪水や強風で家屋が倒壊しており、5人以上の死者が出た。一時よりは勢力を弱めているものの、米東海岸に接近しており、当局や住民は警戒を強めている。米ではフロリダ州、ジョージア州、サウスカロライナ州、ノースカロライナ州の一部に避難指示が出されている。

米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ドリアンの最大風速は米東部時間2日午後5時時点で秒速60メートル強となった。勢力の強さでは5段階のうち「カテゴリー4」に分類された。1日時点は最強の「カテゴリー5」で、最大風速は秒速約80メートルに達していた。

ドリアンが上陸した米フロリダ州沖のバハマでは甚大な被害が生じている。ミニス首相は「被害は前例のない大きさで、広範囲だ」と述べた。住民に対して「安全が確認されるまで家の中にいてほしい」呼びかけた。

バハマのメディアによると、強風で住宅の屋根が吹き飛ばされたり、床上まで水が押し寄せたりした。1万3000もの家屋が破壊したという。NHCは「命の危険が生じる状態」と警告している。

ドリアンの動きは鈍く、ゆっくり歩くような速さで北西に進んでいる。フロリダ州のオーランド国際空港は3日に空港を閉鎖すると発表した。米航空大手も相次ぎ欠航を発表している。テーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」は3日は午後3時で営業を終了すると発表した。

トランプ米大統領はドリアンを「かつてない規模のハリケーン」として、1日には米連邦緊急事態管理局(FEMA)などと対応を協議した。米CNNテレビは2日、トランプ氏がワシントン近郊の自身が所有するゴルフ場でゴルフをしていたと報じた。

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