富山市、認知症高齢者に保険 徘徊時の損害に備え

2019/9/2 19:51
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富山市は2日、認知症の高齢者が徘徊(はいかい)して人や財物に損害を与えた場合に備え、市が契約者となって損害保険に加入すると発表した。市に身体的な特徴などを登録すれば、本人や家族の負担なしで1億円を上限に保険金を受け取ることができる。

記者会見する富山市の森雅志市長(2日、富山市役所)

同日の記者会見で森雅志市長が明らかにした。認知症の人を被保険者とする東京海上日動火災保険の個人賠償責任保険に市が加入する。認知症の人の特徴を登録し、早期発見に役立てる「認知症高齢者徘徊SOS緊急ダイヤル」に登録することが条件になる。

7月末現在で同ダイヤルに登録している人は497人。郵便局や銀行など549団体が行方不明時の情報提供に協力している。森市長は「今回の制度を設けることで、登録者や情報提供者を増やしたい」と話した。

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