「事件の真相に迫り解決」 林最高裁判事が抱負

2019/9/2 18:29
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東京高裁長官から最高裁判事に就任した林道晴氏(62)が2日、東京都千代田区の最高裁で記者会見し「事件や紛争の真相、実態に迫り、それに合った形で適切な解決を図れるようチャレンジしたい」と抱負を語った。

法曹養成制度改革に携わった経験から「法曹を希望する人が減りつつあり、仕事の魅力を若い人たちに伝える仕事はこれからも活発にやる必要がある」と述べた。

導入から10年を迎えた裁判員制度に関しては、候補者の辞退率が増加傾向にあることを踏まえ「裁判官が企業に出掛け、協力を依頼する活動は今後も重要だ」と指摘。裁判員裁判の判決を高裁が破棄するケースにも触れ「高裁がどういう審理をすべきなのか、地裁の裁判官と共に議論を蓄積していく必要がある」と話した。

8月30日で定年退官した山崎敏充氏(70)の後任。林氏は東京都出身で、東大卒業後の1982年、判事補に任官した。静岡地裁所長や最高裁首席調査官などを歴任し、昨年1月から東京高裁長官を務めていた。〔共同〕

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