日立建機 油圧ショベル見守り、東南アジアに展開

2019/9/2 18:02
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日立建機は2日、オイルの状態から油圧ショベルの故障を検知するサービスの提供を東南アジアで開始すると発表した。作動油などのオイルを使う油圧機構の異常をセンサーで監視し、24時間体制で使用者に報告する。機器の故障を未然に検知して、修理など迅速に対応できるようにする。故障の原因になりうる低品質のオイルを使用する顧客の需要を見込む。

2017年10月に日本、欧州、オーストラリアで導入したサービス「コンサイトオイル」をインドネシア、シンガポール、タイなどの東南アジア8カ国で展開する。月内に8カ国で同時にサービスの受け付けを始める。

オイルの温度や粘度などをセンサーで測定し、オイルの劣化の具合などから機器の異常を検知する。24時間体制で監視し、オイルの状態の記録はクラウドに蓄積し分析する。異常がみつかれば使用者と修理を担当する同社の代理店にメールで知らせる。

完全に機器が故障する前に異常を見つけられるため、使用者は故障が深刻化して修理コストが増す前に機器を停止するなどの対応をとれる。サービスの導入すると故障の予兆のうち58%を遠隔で検知できるという。20年にはこの割合を90%に高める目標だ。

9月にジャカルタで開催する鉱山機械の展示会で同サービスを搭載できる大型油圧ショベルを出展する。

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