名古屋百貨店5%増 8月売上高、増税前で高額品好調

2019/9/2 19:30
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名古屋市内の主要百貨店(4社5店)が2日発表した8月の売上高(速報値)は4店で前年同月を上回り、5%増の299億円だった。前年より土日祝日が多く、来店客数が伸びた。10月の消費税率10%への引き上げを前に、高単価の宝飾品やブランド品の売り上げが好調だった。増税を控え、駆け込み需要が少しずつ表面化してきた。

JR名古屋高島屋は6%増の119億円だった。来店客数は537万人で、売上高・客数ともに8月として過去最高を更新した。増税前に来春用のランドセルを前倒しで購入する人が増え、売上高は2割伸びた。高単価のメンズスーツが好調で紳士服も8%増だった。

松坂屋名古屋店では絵画や高級時計がけん引し、美術・宝飾部門の売上高が12%伸びた。名鉄百貨店本店は金と時計の催事を開催し、部門別の売上高は10%超増えた。一方、担当者は2014年4月の前回増税時より「伸びは緩やか」と分析した。キャッシュレス決済の普及や軽減税率の導入により、高額品以外の食品や化粧品に関して「消費者マインドはそこまで盛り上がっておらず、冷静だ」と話した。

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