ホンダ、覚悟の四輪「大手術」 異例の能力1割削減
ビッグBiz解剖(上)

2019/9/3 6:00
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日本経済新聞 電子版
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「部門最適は命取り」「血を入れ替える気持ちで」「このままでは老衰してしまう」――。ホンダの八郷社長は社員に意識改革を訴える(写真は2月)

「部門最適は命取り」「血を入れ替える気持ちで」「このままでは老衰してしまう」――。ホンダの八郷社長は社員に意識改革を訴える(写真は2月)

ホンダが存亡をかけて「モデルチェンジ」に取り組んでいる。最大の課題は、2019年1~3月期に部門損益が赤字に転落した四輪車事業の立て直しだ。得意とした北米で稼げなくなり、新興国などで拡大する路線をとったが失敗。後遺症は今も残る。「失われた10年」を克服すべく体質改善を急ぐ。

ホンダの歴史を支えた日米の主力2工場が今夏、転機を迎えた。

【次回記事】ホンダ、生き残りへ脱・鎖国 次世代車対応で提携20件

北米最大の規模を誇るメアリズビル工場(オハイオ州)。ホンダは2000年代半ばまで全社の営業利益の半分近くを米国で稼いだ。その「良き時代」を支えた拠点だ。8月、2本あるラインのうち1つの稼働時間を半分にし、主力セダン「アコード」などの在庫調整を始めた。08年のリーマン危機後では初の無期限の減産だ。

米オハイオ州にあるホンダの工場で生産されるセダン「アコード」

米オハイオ州にあるホンダの工場で生産されるセダン「アコード」

日本では同社初の四輪車専用工場、狭山工場(埼玉県狭山市)の閉鎖準備が…

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