一足の草鞋 作家 ねじめ正一

エッセー
2019/9/7 14:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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前にも書いたが、直木賞を受賞し物書きになってからも、文学と商売の二足の草鞋(わらじ)を履き続けていたが、とうとう、8月7日で店を閉じ、一足の草鞋になった。

店の2階にも仕事部屋があって、仕事をしない日も、必ず毎日店に行き、商店街の雑音を聞きながらパソコンを開き、小一時間座っていると気持ちが落ち着いて、それから次の行動に移るといった生活を、30年以上続けてきたから、私の足が、草鞋一つになったことに…

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