AI活用の適性検査 スマホアプリ試してみた
IGS・福原正大社長 前編(日経STARTUP X)

2019/9/6 6:30
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スマホやタブレット端末を操作するだけで、自分の気質や周囲の評価を人工知能(AI)が診断してくれる適性検査「GROW」。採用から人材育成にまで活用できるこのアプリを大企業も続々と導入している。開発したIGS(東京・渋谷)の福原正大社長は、動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」に出演し、「偏差値だけでは測れない能力を可視化させ、個人の成長につなげたい」と語った。

「GROW」は受検者の潜在的な気質を探るテストと、その行動特性を周囲の評価によって探る360度テストの2つで構成されている。端末の画面上で単純な質問に答えていく簡単なつくりだが、回答時の指の動きから受検者や評価者の心理を分析し、忖度(そんたく)の有無などを反映する仕組みだ。番組司会者も実際に体験し、その診断結果に表れた自己評価と他者評価のズレなどの意味について福原社長が解説した。

福原正大(ふくはら まさひろ)1970年生まれ。92年慶大卒、東京銀行入社。欧州経営大学院(INSEAD)で経営学修士号、筑波大で経営学博士号を取得。バークレイズ・グローバル・インベスターズを経て2010年にIGSを設立。

福原正大(ふくはら まさひろ)1970年生まれ。92年慶大卒、東京銀行入社。欧州経営大学院(INSEAD)で経営学修士号、筑波大で経営学博士号を取得。バークレイズ・グローバル・インベスターズを経て2010年にIGSを設立。

検査を通じて「変わりにくい気質」に加え「伸ばせる能力」も可視化することから、受検者がキャリア形成に必要な手段を選ぶ際の参考にできるうえ「企業の人事部門は個々人に合わせた研修や配置を選択できる」と福原社長は説く。すでに100社以上の企業が導入しており、なかでも大企業の採用が急増しているという。もともと金融マンだった福原社長は海外で仕事に携わっていた時、日本人が世界で活躍するためには、より深く自分自身を理解する必要があると痛感。画一的ではない、個々人の能力を伸ばす教育の重要性に気づいたことが、起業に踏み切った理由であると語った。

(2019年8月7日収録)

全編を動画配信サイト「パラビ」で配信しています
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