工場で5G活用、ファナック・日立・ドコモが連携

2019/9/2 13:12
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ファナックは本社工場で5Gの実証実験を始める(山梨県忍野村)

ファナックは本社工場で5Gの実証実験を始める(山梨県忍野村)

ファナック日立製作所NTTドコモは2日、次世代通信規格「5G」を活用した製造現場の高度化を共同で検討すると発表した。工場内にある生産機器間の通信を完全無線化することをめざし、ファナックや日立の製造現場で実証実験を行う。実証実験を通じ、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」における5Gの幅広い活用の可能性を探る。

実証実験の期間は2019年9月から21年の6月まで。ファナックの本社工場(山梨県忍野村)と日立の大みか事業所(茨城県日立市)の一部で行う。両工場内で5Gの電波を伝送し、その結果を検証する。ファナックは5Gを使った生産機器の無線制御を検証する。日立も5Gを機器制御ネットワークに適用できるかを検討するほか、高精細の映像を即時に共有して遠隔での保守点検ができるかを検証する。

ファナックと日立は既に自社工場や顧客に対してIoTサービスを提供しているが、有線での機器間の接続も多い。5Gは高速・大容量で、多数の端末との通信に強みを持つ。5Gの活用で工場内の機器の制御を完全無線化することをめざす。これにより、生産機器の一括制御や現場のレイアウトの自由度の向上などが可能になると見込む。

3社は実証実験を通じてそれぞれのノウハウを共有していくとしている。共同での他社への5G関連サービスの提供については未定という。

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